航空大学校奨学金事情~大学在学中から奨学金をゲットせよ

航空大学校
航大受験生
航大受験生

航空大学校を目指しているけど、大学も卒業した上に航大までは流石に授業料を賄えなさそうで悩んでるんです・・・

くらまい
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勉強と同じで、奨学金などを使いながら計画的に貯めていけば不安はないよ!

航空大学校を目指す上で、地味に大きな壁となるのが「お金」なんですよね。

入学後の授業料、寮費、教科書代、生活費、そして待期期間もあるし…。
これらをカバーするには、奨学金の活用がカギになります。

私自身、大学在学中に100万円超の奨学金を獲得しました。
さらに、航大入学後にも使える奨学金や制度も多数存在します。

私のこれまでの経験を基に、この記事では、

  • 航空大学校の公式の奨学金事情
  • 私が実際に大学時代に受給した給付型奨学金の内容
  • 入学後に応募できる奨学金はあるのか?
  • お金を稼ぐための「一石二鳥な就活・バイト術」

をまとめて紹介していきます!

くらまい

・現役航大生(3年連続1次40位以内)
・TOEIC920×就職経験
・家庭教師歴7年(航大最終合格者 4名排出、3年連続合格者)
・インターシップ、選考参加数100社越

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※本記事には一部アフィリエイトリンクを含みますが、紹介内容はすべて実体験に基づいています。


航空大学校を卒業するために830万円必要!?

💸結論 合計:830万円程度が目安です
パイロットになると考えると安いほうですが、学生にとっては重い負担です。

👇👇👇下の記事で、私の実録を基に詳しく解説しています👇👇👇


航空大学校の公式の奨学金について解説

希望者全員が奨学金を受けられるとは限らないとありますが、実際に利用していた同期も多くて、全体の3~4割くらいがこの制度で学費・生活費を補っていた印象です。

・高額コースは月8万円(総額192万円)
・小額コースでも月3万円(総額72万円)
→しかもどちらも完全無利息!

控えめに言って、これを知らずに航大に行くのはかなりもったいないです。無利息すばらしい!

■ 対象者は?

  • 航空大学校に在学している人
  • 家計状況などをもとに、理事長から推薦を受けた人

要するに、航大生になってから入学後に申し込む奨学金であり、学内でまとめて処理されます。

どれくらいもらえるの?利子は?返済は?

選べるコースは2つ:

コース月額総額利息返済方法
高額コース月8万円最大192万円無利息毎月4万円+ボーナス月8万円×6回
小額コース月3万円最大72万円無利息毎月2万円+ボーナス月4万円×4回

返済開始は卒業後3か月後から
✅ 高額コースは3年間かけて返済(月4万+ボーナス加算)
✅ 小額コースは2年4か月で返済(月2万+ボーナス加算)

申請条件と注意点

■ 高額コース申請OKな人:

  • 保護者の合計所得が1000万円以下
  • 人数制限あり(全員が通るとは限らない)

■ 小額コース申請OKな人:

  • 保護者の合計所得が1500万円以下
  • 同じく人数制限あり

つまり、申し込めば誰でももらえるというわけではないので要注意。
ただ、航大募集要項のページのアンケートを見ると、近年の学費増額に伴い、奨学金は希望者に対してはできる限り支給しようという姿勢が見られます。

申請のタイミングと流れ

これがちょっと独特で、航大合格後にまとめて案内が来ます。

✅ 入学後に「○日までに書類を出してください」って連絡が来る
✅ 航大がまとめて空港支援機構に提出するスタイル
✅ 期日厳守!見逃すとチャンスを失います!

実際に利用してる人ってどのくらい?

同期や後輩の話を聞いてると、体感ですが、

およそ3~4割の学生が空港支援機構の奨学金を利用している

意外と多いですよね。
「家が金持ちだから不要」って人以外は、積極的に申請して損なしです。無利息ありがたい!


大学在学中に狙える、おすすめ給付型奨学金

そもそも、奨学金は借りるものだけではないことをご存じでしたか?
「給付型」という返す必要のない奨学金も意外と多く存在するんです!

これらの奨学金は大抵の場合、在籍している学校から案内があるはずです。

▶ 私は以下の3つの財団から給付を受け、航大の生活費の大きな支えになりました。

【1】キーエンス財団(募集人数、支給額共に最強クラス!)

  • 支給額:年30万円(4年間で最大120万円)
  • 特徴:返済不要・用途自由・全国の大学生が対象
  • 採用率:年間3500名(志望理由と将来像で勝負)流石、時価総額トップレベル企業

👉 エントリーは3月〜4月頃。
詳細は公式サイトへ:キーエンス財団 奨学金公式サイト

【2】オーディオテクニカ奨学会など

  • 支給額:年36万円
  • 世帯年収の上限(1000万円)がある
  • 小論文を提出する必要あり

👉 エントリーは4月〜5月頃。
詳細は公式サイトへ:オーディオテクニカ奨学会 奨学金公式サイト

【3】日揮・実吉奨学会

  • 支給額:年40万円
  • 指定大学であれば応募可能
  • 面談も実施される

👉 エントリーは4月〜5月頃。
詳細は公式サイトへ:日揮・実吉奨学会 奨学金公式サイト


航空大学校入学後に使える奨学金・制度

基本的に、私が情報を集めた限りでは給付は無論、無利息の奨学金はありませんでした。
文科省管轄の学校でないことも影響していますね。。(航大は国交省管轄)

1件だけ可能性のありそうな機関を発見したので、掲載しておきますが、詳細は公式HPをご確認ください。もし、可能性がありそうな奨学金団体をご存じの方は、後輩のためにお知らせ頂けるとありがたいです!

日本政策金融公庫

  • 航大も対応:第一種(無利子)、第二種(有利子)ともに利用可のはず
  • 公式HP:日本政策金融公庫

【経験談】お金を貯めるためにやってよかったこと

ここからは、自力でお金を稼ぐ方法を紹介していきます!
ズバリ、エアラインへの就職を見据えると、リゾバと(航大入学前なら)就活を圧倒的におすすめしたい👍

●リゾートバイト(リゾバ)

  • 1ヶ月で20万円超えも可能
  • 食費・住居無料なので貯金効率が高い
  • 航大待機期間にピッタリ!
  • 人間関係等、学べることが多い(英語の勉強にもなる)

👇 こちらの記事でリゾバの始め方とおすすめ派遣会社を解説しています👇

●入学前なら、就活せよ

就活は意外とお金を稼げます笑
そんな目的でやるなと言われそうですが、就活は社会を知る勉強にもなること間違いなしです

航大入学前であれば、訪問した企業に魅力がありそちらに就職することもあり得ますしね(?)

👇私が実際に就活で50万円稼いだ方法をまとめました!👇
盛ってるでしょと言われますが、実話でございます。


まとめ|お金の準備は、学力と同じくらい大事!

航大に受かることだけを考えていると、入学後にお金で困る人が少なくありません。
奨学金を確保できるかどうかが、訓練の余裕にも関わってきます。

  • 大学在学中に取れる奨学金は今すぐ探せ!
  • 航大入学後の奨学金も事前にリサーチを!
  • 奨学金に頼らず自力で稼ぐ道(リゾバ・紹介制サービス)も活用!

この記事で紹介した方法を使えば、100万〜200万円の資金確保も決して夢ではありません。
自分に合った制度や手段を見つけ、準備万端で航大に挑みましょう!

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