
出願期間は長いけど、いつ出願するのがおすすめなの?

実は、出願タイミングで入試結果に差が付くこともあり得るんです!
もうすぐ航空大学校の出願時期ですね!
出願に際し、出願するタイミングに関する質問を度々受け付けます。
今回は、出願時期によってどのようなメリット、デメリットがあるか解説していきます👍
航空大学校 出願タイミング考察|遅めの出願が有利かも?
こんなこと書いたら、航大の事務の方に怒られてしまうかもしれませんが…
実は、航空大学校への出願は、遅めがいいかもしれません。
もちろん、出願期間内に提出することが大前提ですし、忘れたり遅れたりしたら元も子もありません。
でも、ギリギリまで粘って出願することには、ちゃんとした「戦略的理由」があるんです。
出願を少し遅らせるメリットとは?
ズバリ、出願時期を遅くすることで、その年の受験に関する情報が多く手に入ると私は考えています。
もちろん1次試験は全員同時に受験するため、出願タイミングによる変化はありません。
しかし2次試験以降、たとえば、
「今年は身体検査のあの項目が変わったらしい」
「面接ではこういうことが聞かれた」
「操縦適正検査は今年はこういう内容だった」
など、SNSや掲示板、直近の受験者からの声がだんだん出てきますよね。
そういった情報を収集できるだけでも、試験対策に使える時間と質が変わります!
私自身も遅めの受験番号にすることで、特に3次試験の対策はやりやすかったです。
3次試験の日程は最初の受験者と最後の受験者で2週間程度差があるので、その間に面接や操縦適正の内容を伺い、フライトスクールなどに行き練習していました㊙。
「出願しない、受理されない」リスクは注意!
ただし当然ですが、出願そのものを忘れたり、ギリギリすぎてミスったりしたらアウトです。そもそも受験できなくなります。
あくまで、「遅め」と言っても、余裕を持って数日前には提出準備を完了させておきましょう。
できれば、出願書類はすべて用意した上で、「いつ出すか」だけを調整できる状態にしておくのがベストです。
パイロットに必要な資質と出願戦略の共通点
この話、実はただの小ネタではありません。
「情報収集して、計画的に、冷静に判断する」というのは、まさにパイロットに求められる資質でもあると思います。
機体の状態、天候、航路、燃料、時間…あらゆる変数を見て、「今、この判断をするのが最適か?」を常に問い続けるのが、パイロットの仕事だと訓練生ながらに考えています。
出願ひとつをとっても成行で出願するのではなく、きちんと目的と理由をもち、メリットデメリットを把握し行動できるとよいと思います。
結論:出願締め切りの2日前を目安に出願する

以上を踏まえ、私がもう一度受験するなら・・・
出願締め切りの2日前を目安に出願します
もちろん、受理されない可能性を少しでも減らしたいのであればもっと早めに。少しでも後に受験したいのであれば、出願締め切り最終日に出願するのがベストかと思います。
出願ひとつでも目的と理由を以て行動できるといいですね👍
※この記事をきっかけに、出願を遅くする受験生が増えてしまったら航空大学校宮崎本校の事務の方に迷惑をかけるので、みなさんは早めに出願してくださいね!(今回の記事はなんだったの!?)
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