【航大3次対策】操縦不合格者が語る~シミュレター対策

航大受験生
航大受験生

そろそろ3次試験だけど、操縦適正何か対策をした方がいいのかな?

くらまい
くらまい

操縦経験がないなら「必ず練習すべき」です!

今回は、航空大学校の三次試験(操縦適性検査)で一度不合格となった私自身のリアルな体験をもとに、

・初回受験ではどうすればよかったのか
・一度不合格となったが、どうやってリベンジを果たしたのか

を徹底的に解説します。

これから受験を控えている皆さんにとって、「適性検査なんて操縦体験みたいなものだろ」と油断していると、たった5分で半年の努力が吹き飛ぶ可能性も…

ぜひ最後まで読んで、対策の参考にしてください。

※本記事には一部アフィリエイトリンクを含みますが、紹介内容はすべて実体験に基づいています。

くらまい

・現役航大生(3年連続1次40位以内)
・TOEIC920×就職経験
・家庭教師歴7年(航大最終合格者 4名排出、3年連続合格者)
・インターシップ、選考参加数100社越

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一次30位でも最終不合格。3000万円の損失…

まず、以下が私の実際の入試結果です。

  • 一次試験:全体30位(約1200人中)
  • 二次試験:S判定(S,A,Bの三段階中)
  • 三次試験:不合格(操縦適性検査)

……信じられないかもしれませんが、これは実話です。

ここまで順調に、かつ高順位で進んできたのに、たった数分の試験で「不合格」判定。
半年以上かけて準備してきた時間と労力、さらには試験費用も含めてすべてが水の泡になりました。

くらまい
くらまい

仮にパイロットになれていれば、機長になって得られたかもしれない年収は約3000万円。不合格は、言い換えれば生涯年収1年分のロスとなりました笑


三次試験(操縦適性検査)とは?

まず、三次試験操縦適性検査の内容を振り返りましょう!
SR22型機のフライトシミュレーターを使った簡単な操縦試験が実施されます。
試験内容は年によって異なりますが、例えば以下のような操作が求められます:

  • 水平直線飛行からの旋回操作(360度)
  • 高度や速度を一定に保つ操作
  • 同じ操作を2回繰り返し、1回目と2回目の進捗を確認される。

一見シンプルに見えますが、これが意外と難しい


なぜ不合格になったのか?2つの理由を考察

① 試験内容を深く知らずに臨んでしまった

私自身、新しいことを覚えるのが遅いタイプです。
しかも操縦なんて人生で初めての経験。
当然、試験会場でいきなり触っても思うように操縦できませんでした。

事前にフライトシミュレーターを体験しておけば、感覚的な部分でだいぶ変わっていたと後悔しています。

② 操縦に「慣れ」がなかった

操縦試験では、複数のタスクを一瞬で判断して処理する力が求められます。

例えば、スピード、高度、姿勢、方向、すべてを同時に見てコントロールする。
これは「マルチタスク」というより、「注意の分散と高速処理」の連続です。

NARUTOのカカシ先生が言うように「右を見ながら左を見る」のは影分身でも使えなきゃ無理(笑)。パイロットは右と左を交互にものすごいスピードで見るスキルが求められます

もの凄いスピードで処理できるようになるためには、事前の準備が非常に重要です。

操縦の考え方として非常に参考になるブログを見つけました!こちらも併せてどうぞ
👉 https://pilotninaroze.com/blog-entry-350.html


私が最終合格できた理由=事前練習!

じゃあ、3年目の私が何を変えて最終合格できたのか?

答えは一つ、「試験前にフライトシミュレーターで練習した」です。

私は「Skyart JAPAN」で練習を行いました。
航空大学校の過去の受験生も利用しており、試験に近いシミュレーション体験と的確なアドバイスが受けられます。
👇こちらの施設になります👇

この練習によって、操作の感覚をつかむ→イメトレ→試験当日の安心感という最高のサイクルを作ることができました。


おすすめのシミュレーター施設(アフィリエイトリンク承認後、掲載)

▼関東圏の方におすすめ:

  • Skyart JAPAN(私が利用した施設)
  • Flight Pilot Academy(東京・神奈川)

▼関西圏の方におすすめ:

  • 関西フライトアカデミー など

よくある質問:練習しすぎは不利なの?

毎年受験生からいただく質問のひとつがこちら:

航大受験生
航大受験生

2回同じ操作をする試験なので、1回目から上手だと「成長、進捗」が表れにくく不利なのでは?

これ、気になる気持ちはすごくわかります。
私も1年目はそれを気にして対策をしませんでした。

くらまい
くらまい

でも、3年目は逆にしっかり練習してから受けて、最終合格しました!

私の実体験から言えるのは、

事前に練習して「初回から安定した操縦」ができる方が、圧倒的に有利

ということです。

上のグラフを見てください。
練習をした場合としなかった場合のイメージになります。
1回目操縦スキル(上手さ)のスタート地点が大きく変わります。
加えて、体感としても1年目の2回目の操縦でも3年目の1回目の操縦スキルを上回ることはできませんでした。

万が一、「練習してるのがバレてる」としても、熱意が伝わって逆に好印象だと考えます。
練習なしでおぼつかない飛行をする人よりも、明らかに熱意をもって対策をしてきた学生の方を合格にしたいと思うのは私だけでしょうか


まとめ:三次試験対策は「練習こそ正義」!

三次試験は、「やった者勝ち」だと考えます。

たった数分の操縦試験ですが、その数分で半年分の努力と未来が決まります。
ならば、可能な限り準備しておくのが当然です。

サービスを提供してる施設をうまく利用し、合格をもぎ取ってくださいね!

👇Skyart JAPANのご紹介👇

▼まとめポイント

  • 操縦経験がないなら「必ず練習すべき」
  • シミュレーター体験で安心感が段違い
  • 成長よりも安定操縦(熱意)を見せる方が◎
  • 「熱意」は試験官にきっと伝わる!

面接対策も忘れずに!

ちなみに、私くらまいは三次試験の面接対策サポートも実施しています。

航大の面接を2回受け、どちらも合格した経験から、面接カード添削~質疑応答練習までトータルサポートしております!

👉 詳しくはこちらのページをご覧ください:

【航大入試】三次面接対策~2度の合格経験を基に徹底解説!
航空大三次試験の面接対策を、面接の合格を2度経験したくらまいが徹底解説。所作や外見の整え方、過去質問の洗い出し、実践練習の重要性、さらには航大ならではの面接の癖まで紹介。さらに個別での面接カード添削や模擬面接も実施。最後まで抜かりない対策で最終合格を掴み取れ。


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