今回は、航大入試の鬼門とも言える総合PartⅠの対策方法です。

昨年の入試では時間が全く足りなかった上に、スピード勝負だと思っていたのに難しい問題も多く手が止まってしまったんです。。。

実はちょっとした「解き方の工夫」だけで、足切りラインを超えることは十分可能です!
今回は、私の受講生にも実践してもらっている「2周構成」の解き方についてご紹介します。
✅ 解き方のコツは“2周構成”!
総合問題は、知識よりも判断力が問われるパートです。
だからこそ、「順番通りに全部を解こうとする」ことが最大のミスになりがちです。
私がオススメするのは、次のような2周構成の戦略です。
◾️【1周目:30分でサクサク解けるものを一気に】
- 解答時間の目安:30分
- 条件:1分以内で解ける自信のある問題だけを解く
- 少しでも悩んだらスキップしてOK!
- できる問題を解くことで、自信に繋がり自分のテンポを作れる
「これ、時間かければ解けそう…」と思ってもグッとこらえてスルーしてください。
なぜなら、総合ではテンポ良く進むこと=得点力に直結するからです。
◾️【2周目:残り20分頭が温まった状態で“スルーした問題”と向き合う】
- 解答時間の目安:残り20分程度(数学、物理等との兼ね合い次第)
- 条件:1周目で後回しにした問題をじっくり処理
ここでようやく、難問や考察系の問題に取りかかります。
すでに頭が試験モードに切り替わっているので、冷静に処理できるようになります。
✅ R8年度入試の出題内容(トピックのみ)
R8年度入試総合Ⅰの出題内容をトピックのみ掲載します。参考までに!
1.数字の規則性
2.6等分の円
3.数列
4.丸と星の規則性
5.ピラミッド
6.正八面体の展開図
8.閉じた立体にできるか
9.飛行機の姿勢
10.高さによる滑走路の見え方
11.横風で離陸できるか
12.船乗るやつ
13.空域
14.工業地域2番目のやつ
15.種類ごとの支出
16.降水量の%
17.11000フィート
18.100個製造
19.気球
20.コクピットからの景色
📘 総合対策におすすめの参考書
独学で総合対策を進めるなら、問題演習+知識の底上げができる書籍が効果的です。
以下では、航大受験生の中でも使用率が高いものを紹介します!
ただ、R8年度入試の内容を見ると、SPI系の就活対策本ではすべての問題はカバーできなかったようですね。(例えば、横風で着陸できるかどうかの問題や、コクピットからの景色の問題などです。)
個人的には自衛隊の「航空学生」の適性検査や自社養成の適性検査が近い内容かと思います。
一度航大の受験対策として受験されるのも良いかもしれませんね。
私は受験経験があったので、問題なく回答できました👍
🔹『SPI完全対策問題集(最新版)』
→ 総合PartⅠと形式が似た「言語」「非言語」問題をバランス良く収録。
こちらの記事で詳細に総合Ⅰ対策書を紹介!
🔁 関連記事:数学・物理も“スピード命”です!
総合だけでなく、PartⅡ(数学・物理)でも「処理スピード」が勝負を分けます。
以下の記事では、時間内に得点を最大化する解き方を具体的に解説しています。
※タイトル自体は数Ⅲにフォーカスを当てていますが、時短テクニックに活きる方法です。
👇こちらもぜひ参考にしてみてください👇
✈️ 最後に:模試で試してみよう
この2周戦略は、模試や演習でこそ効果を発揮します。
私が作成した無料模試(総合+英語)でも、この手法を試してみることができます。
興味があれば、以下の模試企画の詳細もぜひチェックしてみてください!
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